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医療経営のための生命保険 お役立ち情報

公的年金額の引き下げ

2014.2.21

平成26年4月より、公的年金額が引き下げ、国民年金保険料は引き上げられます。

 最近のニュースと言えば、冬期オリンピックと大雪、そしていよいよあと一ヶ月半で消費税が引き上げられること。大型商品だけでなく、トイレットペーパーや洗剤などの日用消耗品も買いだめをする動きがあるようです。

 そして、消費税と同じく国民年金保険料も引き上げられます。しかし、公的年金額は引き下げです。つまり、支払う保険料は高くなり、受け取る年金は少なくなるのです。

【国民年金保険料の引き上げ】

平成26年4月より国民年金保険料の「2年前納」が始まるため、2年分の保険料が公表されました。

・平成26年度の国民年金保険料は月額15,250円(平成25年度から210円引き上げ)

・平成27年度は15,590円(平成26年度から340円引き上げ)です。

平成26年度の前納額(口座振替の場合)は、

・6ヶ月前納90,460円(1,040円の割引)(1.1%)

・1年前納179,160円(3,840円の割引)(2.1%)

・2年前納355,280円(14,800円の割引)(4.0%)

【公的年金額の引き下げ】

 平成26年度の年金額改定に用いる名目手取り賃金変動率は0.3%だったため、0.3%引き上げになるところですが、平成26年度の年金額はもともと1.0%の引き下げが決まっていたので、合わせて0.7%の引き下げとなります。

 ※過去、物価下落時に年金額を据え置いた経緯から、現在の年金額は本来の支給水準よりも高くなっていますので、段階的に解消する為に、平成26年度は1.0%、平成27年度は0.5%の引き下げが決まっています。

 受取額は、個々に違いますので、各年金窓口にてご確認下さい。

 

 前述の話題に加えて、毎年この季節話題に上るのが確定申告です。

昨年の所得が確定し、皆様もご自分がどのくらい納税額があるのか気になると同時に、医療費や投資による一時所得、そして支払保険料を意識されることと思います。

MMCでは、以前から民間の個人年金保険加入を薦めてきました。個人年金保険加入のメリットについては下記をご覧ください。

http://mmc-oh.com/content/column/3

 少しずつですが、公的年金額が引き下げられ、消費税も段階的に引き上げられていく今、少しでも納税額を少なく、そして老後に備える個人年金保険。まだご加入でない方は少しでも早いご加入をお薦めします。