昭和63年12月 株式会社メディックスジャパンを設立し、金融機関・医師会・薬品卸会社等の依頼による講演活動により、病医院の経営方針の立て方の助言や、効果的な医療社会資源の活用法、個人開業医が医療法人設立することにより、経営改善の意識を強め、自院の組織拡大をはかることで経営の安定化を進める等の提案を行ってきた。
実際の業務契約案件には、医療法人設立依頼と設立後の経営指導とその有効的活用法の助言依頼・クリニックの新規開業相談と開業後の経営指導依頼・病医院の職員研修を含む職員の労務改善問題等民間医療機関の経営全般についての助言依頼・医療法人のスムーズな事業承継相談が多かった。また、社会福祉法人の設立計画の相談や経営改善助言依頼、公立病院の運営計画の立案依頼などもあった。
設立当時より、当社の病医院に対しての助言の基本方針が、開業医の在宅医療の推進とグループプラクティスの推進に取り組むことであったことから、在宅ケアサービス事業への参入を計画する医療機関からの相談案件が増加していたが、特に、介護保険法が制定された後は急増した。
当社の経営方針を、新規顧客の件数増加から、現在の顧客が介護サービス事業へ参入することで、組織規模を拡大させるコンサルタント業務へと改めた結果、クライアントは診療所であっても組織規模を拡大させ、経営的にも総収入5億円以上の医療法人が増えてきている。
設立後、メディックスジャパンの経営は、クライアントの増加も順調に推移してきた。株式会社メディカル マネージメント コンサルタンツ(MMC)を設立した理由は、メディックスジャパンの経営方針を、介護保険法制定の後新規のクライアントの増加拡大路線から、契約中のクライアントの組織規模を拡大しているコンサルタント業務へと改めた結果、拡大を求めないクライアントも多く、現状維持を望むクライアントはメディックスジャパンと契約を続行し、医院経営の業務改善と経営規模拡大を望むクライアントは新会社と契約することで、業務を二分して行うことになったためである。
平成28年10月現住所に移転
医療機関クライアント数 200件(含むMS・CL法人)
医療法人設立件数 200件
新規開業相談数 250件
病院経営相談数 10件
公立病医院の相談数 1件
社会福祉法人相談数 1件