４月、新年度がスタートしました。

この４月からお子様が社会人となったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。社会人になり、両親の扶養から外れて社会保険料を払うようになる･･･と同時に、これまで両親のかけていた民間の生命保険料も自分で払うようになる方も多いようです。

　そこで、今回は生命保険の契約者や受取人を変更することによって適用される税金についてお話します。　

　契約者や受取人を変更した時点では課税されませんが、保険金などを受取るときの課税関係は次のようになります。

 変更前

変更後

変更前の課税関係

 変更後の課税関係

尚、契約者死亡に伴う契約者変更の場合は、契約者が死亡した時点で、「生命保険契約に関する権利の評価額」が課税対象になります。